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佐田周平
代表
早稲田大学第一文学部卒業。
大阪府高槻市出身。滋賀県育ち。

業界紙記者を経て、「第一次産業で働きたい」との思いから林業に転職。

アカマツ診断(東京多摩地区)

突然枯れが目立ち始めたアカマツの原因特定のお仕事です。

松くい虫被害が想定されたため、マツノザイセンチュウの抽出検査を行いました。では、まず松枯れ被害について。我が国での松枯れ被害の歴史は……、といきたい所ですが、細かく解説すると3部構成ぐらいかかるので詳しい説明はまた改めて(毎回省略してる気がする…)。

今回はベールマン法による抽出を実施しました。この世界では著名なI先生(樹木医)にご教授頂いた方法を実践で試す機会です。教えて頂きながら手やった際は、当然スムーズにいきましたが、全部自分たちでやると細かい所であれ?どうだった??というところが頻発。すべてにいえることかもしれませんが、何事も実践を重ねないとモノにはなりませんね。机上で学んで満足しないように。身に沁みました。

検査結果はすべて陰性でした。比較用にに別の現場からザイセンチュウ被害木の材片をとってきていて、同じ手順で抽出しました。そちらでは線虫が確認できたので検査結果は間違いないという判断で。

とりあえず線虫はなし。では、樹勢衰退の本当の原因は…、悩みは尽きません。

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